「理学療法基礎演習Ⅲ園芸療法

学科ブログ

「理学療法基礎演習Ⅲ園芸療法

先日,作業療法基礎演習,理学療法基礎演習で,”病院や施設で暮らす人の生活を植物で彩る「園芸療法」”というタイトルで園芸療法について講義がありました.
 園芸療法とは「健康上の支援が必要な人々の幸福を自然・植物・園芸を通して支援する活動」と定義されています.
 今回は,園芸療法の癒しの5つの柱を紹介しながら,植物と触れることで得られる効果について,三宅先生が行なっている高齢者施設での実践について中心にお話ししていただきました.

 最後はみんなで押し花を使ったしおり作りを体験しました.
押し花はOT学生と入所高齢者の方が一緒に育てたビオラを使いました.

 先日、入院患者さんから「ずっと病院という閉空間にいるとストレスがたまり気持ちがおかしくなってくる.」と相談されました.精神障害分野,老年期分野では馴染みのある園芸療法ですが、一般の病院や高齢者施設でも取り入れられることが望まれます.本講義でこういった視点も学生さんたちに学んでいただきました.