オンラインでの理学療法の可能性
本日、関東の大学の歯科医師とオンラインで一緒に患者様を見させていただきました。
私たち理学療法士は基本的には医師の処方のもとで仕事をするので、歯科医師と一緒にとなると意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、飲み込みの障害は歯科医師も扱い、姿勢が悪くなると飲み込みも障害が出てくるので、理学療法士も一緒に関わったりします。
今日は本学の教員が検査の様子を見させていただいたり、こちらからのお願いで首や身体の動きも歯科医師の先生に患者様に診ていただきました。
その上で、患者様に行ったほうが良い体操を歯科医師の先生にお伝えしました。
私たちは医師の処方なしに勝手に患者様にアドバイスするわけにはいかないのですが、他職種に体操や介助方法をアドバイスするということは可能です。
困っている患者様、利用者様のところ全員に私たちが伺えれば良いのですが、処方の問題であったり距離的なものでかなわない時もあります。そんな時にオンラインでの他職種との関りというのはこれから武器になっていくと思います。
特に大学がある高梁市は中山間地域を抱えるので、このようなオンラインでの取り組みが活用できるのではないかと思います。
