タブレット端末を利用したICT教育(森下元賀 先生の講義)
当学科では、数年前から解剖学や運動学に関するメディア(画像・動画)がインストール済のタブレット端末(iPad)を「学生3~4名につき1台」の割合で手渡し、講義の中で活用する取り組みが展開されております。

今回紹介している画像は、森下元賀 先生の講義(運動器系理学療法学)の模様です。
以下、森下先生の談話です。
人体を忠実に再現した解剖学の3次元のアプリ画像を見ながら触診をさせております.ちなみに、この講義の写真は膝関節の内外側の側副靭帯や筋付着部を触診させております.これが今後、整形外科的疾患の理学療法を学ぶ上での重要な糧(基礎知識)となります.
なるほどですね!教科書の画像は動きませんが、このアプリならば学生が自由自在に指先で端末に映し出された人体のイラストを動かすことができ、筋肉や靭帯、骨・関節などの動きをイメージしながら学ぶことが可能となります。

「運動器系理学療法学」は、理学療法テクニックの習得が求められる専門的かつ必修の科目であり、毎年3年次生全員が受講している重要な科目です。
今年度は23期生が3年次生であり、皆、森下先生の講義に傾聴しつつタブレット端末を有効に活用しながらテクニカルな側面の研鑽に励んでおります。23期生は、8月から1ヶ月間の長期間の臨床実習(臨床評価実習)を行うため一生懸命に取り組んでいます!