4年生へのマスク配布と感染予防研修

学科ブログ

4年生へのマスク配布と感染予防研修

当学科では、臨床実習を控えた学生(4年生)一人につき30枚を目途に「マスク配布」とともに「感染予防に関する研修(指導)」を先週から毎日コツコツと実施しています(SNSを活用した指導や注意喚起は1ヶ月前から執拗に実施していますがリアルな指導は今回が初めてです・・・)。

研修では「正しいマスクの再利用方法」・「帰宅後の手洗いやうがいの重要性」・「密集忌避の大切さ」・「学生における不要不急とは?」・「行動記録記載の重要性」・「一日3度の検温とその記録の重要性」などについて伝え、学生における行動変容を切実に求めております。

研修は30分間で、クラスター形成防止の観点から「学生間の談話は原則禁止(会話するならラインで!)」、そして当然のことながら窓を開放して「十分な換気」に努めた上で「学生はマスクを必ず着用」し、学生の着座に際しては「前後左右2メートル以上離れての着座」を義務付けています(アルコールを用いた消毒も執拗に実施!!!)。

今回、マスクの調達と配布に際しましては、順正学園における「関連施設(医療法人順正会、社会福祉法人順正福祉会)」や「多くの医系・実験系教員・学園との取引のある業者様」など非常に多くの方々の御尽力によって実現しました。

1ヶ月前の実習前オリエンテーション時に4年チューターが強めに注意(叱咤)した時とは明らかに異なり、登校してくる学生達は一様に「自主的にマスクを着用して教員からの指示が無くとも2m以上離れて着座」を実践してくれていることから、感染予防への意識の高まりを感じます。

また幸いにも「不要不急の外出の自粛」を遵守して「実家に帰らずに高梁市の下宿で過ごしています・・・」という学生が非常に多いことから、今回の取り組みをシステマティックに実現させやすかったという背景があります。

学生一人ひとりにおける「医療や保健に携わる学生としての自覚」を是非とも強く持っていただきたいと願って、引き続きまして学部・学科をあげて取り組んでまいりたいと考えております。